2014.06.22

W杯。

W杯がはじまったお陰で寝不足である。
だって朝、普段なら二度寝に突入するような時間帯に目が覚めても、試合がやっているんだもの。

で、早朝からやってるW杯の試合を見るんだけど、今大会はどれも結構面白い。逆転劇も多いし、カウンターの打ち合いみたいな派手で目が離せない展開もかなりあって、目が離せない。

ただ日本代表の試合はなあ。
いや、日本代表が悪い訳じゃないんだけど、日本を応援してしまう以上、日本が攻撃している時間しかワクワクできないんだよなあ。他の国の試合だとどっちのゴールチャンスにもワクワクできるんだけど。

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2014.05.31

成城石井ヤバい。

近所の駅が改装してから一ヶ月ほど経過した。
改装の結果、スターバックスとかプロントとか吉野家とかリンガーハットとか出来て、非常にありがたい。

しかし。

新しく出来た『成城石井』の吸引力が半端なくて困る。

オリジナル商品だの輸入食材だのが大量に並ぶ店内。フツーの商品も置いているが、普通の商品を買ったら負けじゃないかオーラがビンビン。しかも、オリジナル商品が確かに美味しい。レトルトのグリーンカレーを買ってみたんだが、きっちり辛くてココナッツミルクの甘味があって。

でもそれなりにお高いのよねえ。
困る。

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2014.01.26

選挙、はじまる。

巷では東京都知事選のニュースが連日大々的に取り上げられておりますが。
私の住む岐阜市でもひっそりと市長選がはじまりました。
都知事選と違ってニュースに全然出ないので情報不足なんですが、どうやら争点は寂れる柳ヶ瀬どーすんのとか、観光客増えないのどーすんのとか、新しく一等地に図書館建てるならもっと景気良くなりそうなもの作れよとか、新しい市役所建てるなら(以下略)とか、要するに、「街興しをどうやってやるの?」という一点に絞られるようです。

都知事選と違ってわかりやすいなあ。

まあ、東京都と違って、原発を止めるとかオリンピックを東北と共催にとか、そんな大きなこと言える街じゃないからなあ。
というか、日本のエネルギー政策を東京都知事の一存で決めるとかになったら、一票の格差どころの話じゃない大問題だと思うんですが。

そんな取り留めのないことを思いつつ、どうしても頭を離れないのが、「選挙運動カーがまた五月蝿いんだろうな…」という憂鬱。
まあ街の中心部に住んでいる以上仕方ないんだけどね…。

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2013.12.22

信念の倫理。

年末ということで忘年会があったりしてソコソコ忙しかった。
とはいえ今年の授業も終わったので、仕事納めの来週は少し余裕があるかな。正月休みが長いので年明けの授業の準備も年が開けてからで間に合うし。

そんな中、通勤バスの中では相変わらず読書。ここのところ読んでいたのはデマルコの『ピープルウエア 第2版 ヤル気こそプロジェクト成功の鍵』に『熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理』。どちらも面白かったが、一番印象的だったのは『熊とワルツを』の付録。1876年に出た「信念の倫理」という論文の第一部が載っているのだが、これが面白かった。

ある船が事故を起こした。船長は船の安全に問題があることを認識していたが、これまで事故が無かったから多分大丈夫だろう…という薄い根拠で船を出港させてしまった…という例から始まり、この論文は『根拠なく信念を持つことは罪である』という主張を展開する。少し調べれば簡単に得られる根拠を無視して信念を持つことは本人とその周囲にとっても不利益であるし、社会全体にそのような信念を持つことを是とする風習が蔓延すれば、真実を追求する行動を軽んじることに繋がるからだ、と。

いやあ、色んな人に聞かせてあげたい。

東北大震災は某国の地震兵器によるものだと言っている人とか放射能は1ベクレルたりとも認められないと言っている人とか911はCIAが仕組んだ陰謀だと言っている人とか多分大丈夫だろうと思ってレール幅の検査値を改ざんした某鉄道会社とかホンマでっかというような主張をテレビでする『専門家』の方々とか初歩的な文献も当たらずに南京で日本兵は誰一人一般人に危害を加えていないと主張する方々とか(←最後の例は下手すりゃコメント欄を荒らされそうで怖いな…)。

…まあ、研究者も自戒しなきゃならんのだけどな。人間、自分が考えついたアイディアには甘くなりがちだし。

で、この論文、全文読みたいなあ、と思って検索かけて気づいたんだけど、この論文の著者ってクリフォード代数のクリフォードなのか!うーん、切れる人は何やっても切れるんだなあ…。

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2013.12.01

笑いすぎ。

今週は久しぶりに数学系の勉強会に参加。今の環境だと周囲が数式とかそういうのを苦手にする人ばかりなので、久しぶりに脳の数理部門をフル回転させる感覚を味わえて非常に心地よい。ただ場所が辺鄙なところだったので、移動にちょっと疲れた。

ということで土日はゆっくりと家で撮りたまったテレビ番組を試聴する。『ゴッドタン』『アメトーーク』『探偵!ナイトスクープ』『水曜どうでしょう』。お笑いばっか。

で、締めにコッソリ買っていた『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』も。

この映画、元々は視聴率1%程度の深夜バラエティ『ゴッドタン』の一企画。美女にキスを迫られてドギマギする芸人のリアクションを楽しむ企画だったはずが、劇団ひとりだけは「キスしなきゃ何でもしていいんだろ!」と勝手にアドリブで設定を作って芝居を始めたのが評判になり、回を重ねる毎にストーリーがでかくなって、ついに今回映画化。テレビの時と同様、主演の劇団ひとりは脚本も状況も一切知らずに全てアドリブ、という映画としてチャレンジングにも程があるだろ、という映画。

正直、番組のファンじゃないと判らないネタが結構あるので万人にオススメとはいいかねますが、何も知らされない状況でアドリブで場にマッチしたクサいセリフを真顔で連発できる劇団ひとりはスゴイと思いますし、そのアドリブについていく周りの役者もスゴイと思いますが、こんな映画の制作にGOサインを出したテレビ東京が一番スゴイと思いました。

普通、「映画撮りますけど主役には台本なしでアドリブで乗り切ってもらいます。アドリブなので全部一発撮りです。爆破シーンも格闘シーンもあるけど周りの役者のフォローでなんとかします」って企画、通らないよね?

そんなこんなで、疲労を取ろうと思っていたら笑いすぎて却って疲れた、そんな週末。

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2013.10.26

これだから岐阜は。

秋冬モノのジャケットの裾が擦り切れていたので、新しいものを買おうとユニクロに。
…いこうと思ってふと気づいた。

婚活の服装としてユニクロは失礼なんではあるまいか?

ま、最初に会う時はスーツでもいいんだけど。2回目以降、どっか観光でもしながらお話しましょうよ、てな場合にはスーツではフォーマルすぎるよな。もうちょっとカジュアルで、かつ失礼の無い服装。

とりあえず清潔感さえあればなんとかなるかな、と思っていたんだが、もしかしたらそーでないのかもしれない。

とはいえ、この服が良いとか選ぶセンスがないからなあ。ここは取り敢えず、ブランドに頼るか。人気ブランドの服から選べばそんなに問題がないに違いない。

…で、人気ブランドって、何処だ?

わかんないのでネットで調べると、「ユナイテッドアローズ」「ビームズ」「ラルフローレン」などが人気どころらしい。ふむ、私でも名前聞いたことあるぞ。確かにそーゆーとこなら間違いなさそうだ。

…そしてこれらのブランドは岐阜にはショップがないらしい。

正確には「ラルフローレン」は県内にあるが、家からは車で1時間ちょいの場所。
これだから岐阜は…。

とりあえず今日は結局ユニクロでお買い物。
でもいずれは名古屋まで行ってオサレカジュアルな服を買わんとあかんのかな…。

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2013.10.05

公私共に忙しい(ただしリア充にあらず)

この2週間は学会だの科研費の書類書きだので忙しかった。大体、学会が行われた徳島が遠すぎるんだよな。新幹線とバスを乗り継いで片道四時間半。帰りは渋滞に巻き込まれて5時間半というところ。それを一泊二日で強行したから、体がその後2、3日痛いのなんの。

旅のお供に読んでいた本。

  • 統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫)』。正確には読んだのは文庫版じゃないけど中身は多分一緒。面白かったけど、全体としてまとまりにかける(時間と空間があっちこっちに飛び回るのでよくわかんなくなる)のと、訳文が時々わかりにくいのが難。まあそれでも、「統計学最強!統計学最高!統計学無敵!」とノーテンキにのたまう本よりは、「いや統計学にも色々と問題はあってだね…」と素直に述べるこの本の方が良いと思う。
  • 将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)』。将棋の本というと大抵強くなるために読むものだが、この本はプロの将棋の序盤戦の観戦ガイドという変わった本。まあ確かに、サッカーとか野球とか、スポーツに観戦ガイドがあるんだから将棋にも観戦ガイドがあってもいいのか。観戦ガイドなので、序盤戦術の歴史に触れたりもするし、内容もすごくわかりやすい。

…そうそう、学会から帰ってきてからは、録りためてたバラエティ番組の視聴というのも忙しいのだった。学会終了から1週間経つけど、まだ数時間分残ってる…。

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2013.09.21

リニア、英語、iOS。

今週は水曜日の日帰り東京出張がきつかった。
なにせミーティングが午後6時半から8時半。のぞみの最終列車が東京駅9時20分発だったので、ミーティングが予定通り終われば余裕だなとか思っていたが、予定通りに終わるわけは全くなく、終了間際に早めに抜けてダッシュで駅に走ることになってしまった。やはり東京から名古屋って結構時間かかるんだよなあ。リニア新幹線が出来れば多分最終電車は品川駅11時発ぐらいになると思う(現在の新幹線最終列車が終着駅到着時刻が午前0時前だから)ので、JR東海さんは頑張っていただきたい。なんか乗り継ぎに20分かかるとかいう非現実的な仮定を置いて批判する奴とか上海トランスラピッドを無視して日本でしかやってないという人とか(厳密にいうと上海のリニアは日本がやろうとする超電導リニアとは少し違うが、記事中で『ドイツで中止になった』とされるリニアは上海のものと同じ形式なので、そこまで細かい違いを意識して『日本でしかやっていない』と言っているとは思えない)、的はずれな批判をする人もいるけど(もちろん、まっとうな批判もあるけど)、個人的には是非作っていただきたい。そうすれば俺は夜10時まで東京で飲んでから帰ることができるのだ

金曜日。Kindleで読んでいた『Science Research Writing For Non-Native Speakers of English: A Guide for Non-Native Speakers of English』を読み終わる。実に良い英語論文作成ガイドだった。「aとtheの違い」「時制の違いが持つ意味」といった英語のアドバイスもさることながら、イントロ、手法、結果などに何をどういう順番で書くべきか、実際の論文を分析することでモデルを作っているところがとても良い。他にも「自分の研究の持つ問題点は書くべきか?」という問に対して「書くべきだが、問題が小さい事を示すフレーズを入れるべき」として実際によく使われるフレーズ表を挙げていたりしてるところなどは、論文を多少書き慣れている人にも役立ちそうだ。日本語版も出ている(『理系研究者のためのアカデミック ライティング』)が、平易な英語で書かれているので英語版でも読みやすい。早速うちの学生にも読ませようかと思ったが、Kindleで買ったので貸すわけにいかんなぁ。大学の図書館にもないし、どうしたもんだか。

土曜日。持っているiPhone4SのOSをiOS7にアップデート。なんかちょっと動きがもっさりした気がする。ネオンカラーっぽいデザインは40代男性には合わん気がするし、うーん。確かに「おやすみモード」の設定が細かくなったり、使いやすくなっている点は多いんだけど。

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2013.09.15

いいなあ、ファインマン。

米国で、ファインマン物理学が無料オンライン公開
まことに羨ましいことである。

で、久しぶりに思い出してチェックしたのが、日本の高木貞治プロジェクト
没後50年を経て著作権の切れた日本の有名数学者、高木貞治の著作をオンラインで公開しようというプロジェクト。『解析概論』や『初等整数論講義』といった有名な教科書があるので、実にありがたいのだが、数式が多いだけになかなか進みが遅いようだ。

でも、TPPで著作権が死後70年に延長されそうな気配なので、早くしてくれないと困るのだよな。
日本でも超・定番の教科書はフリーにしてWebで公開して欲しいんだけど…無理だろうなあ…。

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2013.08.17

禅の心でプレゼンを。

お盆は土日だけ実家に帰省。世間的にはもっと長い間帰省してる人も多いらしいが、正直、転勤ばかりしていた私にとっては『実家=両親が住んでいるところ』というだけで、愛着もなければ友人もいないんだよな。住んでいた期間で言えば京都や札幌の方が長かったし。しかし婚活でこーゆーことを説明しても、なかなか理解してもらえないんだよなー。

お盆の間にKindleで買った『Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery 』(英語版)を読む。日本語版だと『プレゼンテーションZen 第2版 』かな。プレゼンは禅である、とはなんか怪しい精神論を説かれるのかと邪推していたが、思ったよりは実践的な内容であった。あくまで私流に内容を解釈すると、

  • 今のプレゼンは情報多すぎ。読みながら話を聞くのは無理
  • プレゼンで伝えるのはアイディア。データはアイディアの根拠を明快に伝えるために最小限に使う。
  • 特に画像は頭に残りやすいので活用
  • プレゼンの準備には死ぬほど時間をかけろ

という感じだろうか。確かに尤もな所もあるんだけど、授業や研究発表のスライドはどうしたもんか、と考えると悩ましい。特に授業は知識を伝えることも多いからなあ。ハンドアウトで工夫するのかなあ。

でも、完全にこの本の思想に従うのは無理としても、それでも役に立つところはやはり多いかな。

ただ。

この本に従うと、プレゼン作るのに滅茶苦茶時間食うんだよなあ。

どんだけ頑張って良いプレゼンをしても、研究業績評価に繋がらないのが最大の問題かも…。。

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