2009.07.04

序。

昨日の夜は、TVで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」を見ておりました。

うーむ、TV版はなんとなく記憶しているだけだが、見た感じ、TV版より「主人公の父親に対するコンプレックス」が前面に出ているような気がする。TV版も確かに、主人公は最初父親に認めてもらいたくてエヴァに乗ってはいたが、後半になるにしたがって、親子の対立という要素は減っていっていたような。今回は、主人公のネガティブ思考の根源は父親にある、という解釈でいいのかな。だとすると今後そのコンプレックスを解消する、という方向に物語が進むのかしら。「序」のクライマックスの場面でも、そんな感じの展開だったし。現在公開中の続編、「破」は興行、評判とも上々らしいし、半年かそこら後のTV上映がちょっと楽しみ(←映画館には見に行かないのか!)。

それはともかく、私の記憶が確かならば。
TV版の「エヴァンゲリオン」のスタッフが、大学時代にいた研究室の方に取材に来たと思うんだが。
正確に言うと、当時私がいた研究室は、他のいくつかの研究室と共同で計算機を管理していて、共同利用の研究室のスタッフの一人に「エヴァ」の製作スタッフがいて、資料集めのためとかいうことで、部屋に来て写真を取り捲っていたと思う。

…と、思うんだけど、当時の知り合いにそのことを聞いても誰も知らないというんだよなあ。
何かの記憶違いなんだろうか…。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.05.26

「ジョー、君はどこへ落ちたい?」

眠い。
昨夜、寝る前にぐるぐるとテレビのチャンネルを回して(…って、ダイヤル式じゃないのに回すというのは何か変だが)いたら、NHK教育で石ノ森章太郎の番組をやっていて、つい見て、そして石ノ森の未完の大作、『サイボーグ009』の真の結末についての考えがいろいろと頭を巡ってしまったのだった。
『サイボーグ009』、古い作品だが、いいものはいい。中でも『地下帝国ヨミ編』のラストはマンガ界に残る屈指のラストだと思う。番組ではこの最高のラストをコミックの絵と声優を使って再現して下さっていて感謝感激。そういえば2001年に制作されたアニメではこの辺の話もアニメ化していたのだったか…くっ、見ておけば良かった。しかし『サザエさん』の裏という放送時間は完全に意識のエアポケットだったし、制作スケジュールが破綻していたとかいう話も聞いていたからなあ…。
そして番組が語るのは、石ノ森がライフワークとして膨大な構想ノートを残しながら、結局書かれないまま終わってしまった真の完結編『神との戦い』編。構想ノートを下に現在小説が進行中らしいが、どのような結末になるのか…。そもそも石ノ森にとって『神』とは何だったのか…。

…なんてことを考えていたら眠れなくなってしまったわけですよ。
ああ眠い。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.04.17

バカ漫画を探しに行こう。

私、バカ漫画には目がありません
途方も無いバカ漫画があると聞くと、どうしても読みたくなる性であります。

ということで、今日はフィットネスの帰りにあちこちの本屋をうろつきました。
目的のブツは『近代麻雀オリジナル5月号』であります。
この雑誌にたまに載っている、『ムダヅモ無き改革』というタイトルからしてわかり易いバカ漫画が凄い、特にこの5月号は物凄い、と聞いたからであります。

この漫画、内容は、日本国総理大臣(後、元総理大臣)小泉ジュンイチローがブッシュ、北のあの人、プーチンらと国家を賭けた麻雀勝負を行うという、バカ漫画らしいわかり易い設定ですが、登場人物が殆ど実名というところに出版社、竹書房の恐ろしさを感じます。『この漫画はフィクションです』と一言だけ断って実名を使う…さすが竹書房!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!

と、ジョジョるのはさておき。

この漫画、ニコニコ動画やYoutubeに過去の話をまとめた映像が上がっているのですが、『点F-15』『点テポドン』『技術立国ニッポン!(イカサマ)』など素晴らしいバカッぷり。

しかし最新号の展開は過去のバカッぷりを更に上回るらしい。

聞いた話では得点が908溝6519穣5024禾予3594垓8349京9283兆6857億6135万1700点というトンデモないアガリが炸裂したとか。

見たい。是非見たい。なんとしても見たい。

…ということで本屋さんに行ったのだが…。

どこに『近代麻雀オリジナル』があるかすらわからなかった…。

漫画の棚にはなかったし…ギャンブルの棚も見たけど…うーむ。こうなったらコミック化を期待するしかない…かな?

| | Comments (3) | TrackBack (0)

2007.12.05

たった半分。

生協書籍部のバーゲンセールで『スティグリッツマクロ経済学 第3版』を購入。これでスティグリッツは三巻そろえた。前2巻は読んだのだが内容をかなり忘れているなあ。経済学って(この本のレベルだと)計算は難しくないけれど、独自の用語がわかんなくなるんだよな。読み直すべきか…でも量が多いしなあ。

フィットネス帰りに、本屋さんに立ち寄り、『このマンガがすごい!2008』を発見。ぱらぱらと立ち読みしてみる。

…男性部門の一位が『ハチワンダイバー』ってマジですか!?

いや、連載開始時からずっと読んでますけど。コミックも持ってますけど。そんなに一般受けする漫画とは思わないんですけど。雑誌の掲載順位も下のほーだし。

衝撃をうけつつ順位の下のほうも見ていく。うーん、読んだことあるのは半分くらいかな。それをたった半分ととるか、よくぞ半分もととるかは人次第だが。週末に久しぶりにネットカフェでも行こうかしら。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2007.11.30

扱いが違いすぎませんか?

基本、研究以外は何でも漫画から入るワタクシ(いや、冷静に考えると、学問の道を志したのも『学研のひみつシリーズ』という漫画の影響だったような…)。最近勉強をはじめた将棋も当然漫画からです。

現在、漫画雑誌に連載されている将棋漫画は、ワタシの知っている限り3本あります。

ヤングアニマル連載、『3月のライオン』。『ハチミツとクローバー』でヒットを飛ばした羽海野チカ作。新人プロ棋士の恋愛と成長を描く…のかな。はじまったばかりだからわからないけれど。
アフタヌーン連載『しおんの王』。作:かとりまさる、画:安藤慈郎。主人公は幼い頃両親を何者かに殺された女流棋士、安岡紫音。主人公の成長と殺人事件の謎、そして将棋がからまりあって進みます。漫画の方はそろそろ話も終盤っぽいのですが、最近アニメ化されたようです。
最後に週刊ヤングジャンプ連載『ハチワンダイバー』。柴田ヨクサル作。プロの夢破れた賭け将棋指し(真剣師)が主人公。ハイテンションでジェットコースターな展開が魅力です。

で。この『ハチワンダイバー』なんですが。

他の2本に比べてやたらと日本将棋連盟から優遇されているような気がするのです

今日日本将棋連盟のホームページを見たら、最新のトピックスの欄に「渡辺竜王と『ハチワンダイバー』の作者対談」の文字。ウェブで配信だそうで。
しかも現役棋士による漫画の再現ドラマつき。

将棋人口を増やしたいというのはわかるので、漫画とタイアップしたいというのは良くわかるのです(演技の素人による再現ドラマが将棋人口増加に繋がるかどうかは疑問ですけど)。
でも、『3月のライオン』は始まったばかりでコミックも出ていないから仕方ないとしても、アニメ化された『しおんの王』に比べて『ハチワンダイバー』の扱いが良すぎませんか?というか『しおんの王』の扱いが低すぎませんか?

やはりあれでしょうか。
『しおんの王』の作者のひとり、『かとりまさる』氏の正体がこの人だというのが響いているのでしょうか。
一杯お騒がせしたもんなあ、この人…。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.12.11

From Tokyo。

はい、ただいま東京であります。ブロードバンド対応のホテルで助かるであります。

本当は空港にある本屋さんで『サナギさん 3 (3)』を買って飛行機の中で楽しもうと思っていましたが、空港の書店にはまったく影も形も見えず、結局浜松町の駅の本屋で無事購入、晩飯食べながら読み通しました。相変わらず素晴らしいデキであります。チャンピオンで連載されるのが勿体無いであります。チャンピオンの漫画なんて近所の本屋では『範馬刃牙』しか入荷しないんだよ!

「大目玉を食らう」の語源について考えてみた。…後味の悪い逸話しか思いつかなかった

…と言えるぐらいの鋭い言語感覚を持っている漫画家はこの作者ぐらいですよ?

さて、これから、明日のプレゼンを見直して、『のだめ』見て、寝ます。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2006.11.19

正しい少年向け料理マンガ。

今日はゲームしたり、喫茶店で本を読んだり、ユニクロで買い物したりといつも通りの日常だったので、今日の生活とは全く関係のないことを。

週刊少年チャンピオンで『鉄鍋のジャン!R』の連載が始まりましたが、第2話でもう審査員が血まみれ(鼻血ですが)なあたり相変わらずで安心しました。なにせ『鉄鍋のジャン』といえば勝利のためなら手段を選ばない主人公が大暴れ、審査員がマジックマッシュルーム中毒になったり、審査員のペットが煮込み料理になったりと、勝負の結果よりどんなパニックが起こるかが楽しみなマンガでありました。

しかし、少年誌に載る(長期連載される)料理マンガって、基本的にオーバーリアクションだと思うのは俺だけでしょうか。まあ、子供が、『美味しんぼ』の長い薀蓄や、『クッキングパパ』の実用性溢れるレシピを読むことは考えにくいので、リアクションで惹きつけて笑いを取るというのは少年誌としては正しいと思うのです。

でも、主要4大週刊少年誌に連載される料理マンガで一番マトモなのが『鉄鍋のジャン!』という状況は何か間違っているような気がします。
サンデーの『焼きたて!ジャパン』は既に料理してないし(多分最終回近いなー)、マガジンの『格闘料理人ムサシ』にいたっては、酷い料理マンガの個人的定義を塗り替える出来だしなぁ…。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.01

今日のお借りモノ。

人に貸していた『おおきく振りかぶって』が帰ってきました。

かわりに貸していただいたのがデトロイト・メタル・シティ 1 (1)』。

さわやか青春野球漫画を貸して、デスメタルギャグ漫画を貸していただける。わらしべ長者もびっくりであります。

どっちも面白いんだけど。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.10.10

『DEATH NOTE』

札幌ではアニメ版『DEATH NOTE』の放映が昨日から始まったので、ビデオで録画して見てみた。

絵も綺麗で良いアニメだ。多分。

いや、うちのテレビはぼろくてね。輝度を最高にしても暗い画面は視認しずらくて。『DEATH NOTE』は性格上暗い画面が多いので、見えないのよ細かいところが

10年は軽く経ってるからなー、うちのテレビ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.04

モスト・フェイバレット。

研究。偏微分方程式の数値計算なんて嫌いだ

Gyaoで放送を開始した『装甲騎兵ボトムズ』を視聴。何を隠そう、中学生の頃一番ハマッたアニメがこれだった。戦車を意識した無骨なメカデザイン!退廃的な世界観!(大体オープニングからして廃墟のシーンばっかりだ!)謎が謎を呼ぶストーリー!『ガンダム』にはじまる「リアル系ロボットアニメ」の金字塔。これに出てくるロボットの実物大模型を鉄で作った人がいると聞いたときは驚愕したなあ(『タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌』)。でもあらゆるアニメのロボットの中で、鉄という材料が最も似合うロボットですよこいつは。

まあそんな感じで『ボトムズ』について語り始めたら多分原稿用紙50枚は軽くいける私ですが、やはり今見ると画像に古さを感じますなあ。今はコンピュータとか使ってかなり細かい彩色とかもできちゃいますからねー。線も太いし。

でも謎と伏線張りまくりのストーリーや独特の世界観は、やはり今見てもイイ。
ああ、はやく10話あたりだったかの、主人公のロボットが市街で暴れまわる姿が見たい…。

| | Comments (0) | TrackBack (0)