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2009.11.16

見方が研究者目線です。

昨日の「リーマン予想」の番組はなかなかためになった。
リーマン予想そのものというより、主に、数学をどーやったら一般人に伝えられるか、その技法について、だけど
「自明でないゼータ関数の零点の実部は全て1/2である」という、一般人には何のこっちゃな話を、なんとか普通の人にも興味を持ってもらえるように、と頑張っていたと思う。
「ゼータ関数って複素関数だから、なんかのグラフの最小点みたいに書くのは間違っているよね」、とか、「RSA暗号にリーマン予想関係ないな」とか、そんなことを言っていては視聴者の興味は惹けないのだ。勿論嘘はだめだが、テレビの中でも「このグラフはゼータ関数である」とは一言も言っていないし、「RSA暗号がリーマン予想の証明で破られるようになる」とも一言も言っていない。こういう、「嘘は言わないがハッタリはかます」という技術は見習わなければ。
これからは大学の研究者には、研究費をぶんどってくる技量が益々要求されるからなあ。「蓮舫議員にもわかるリーマン予想」ぐらいのプレゼンができるように是非なりたいもんだが。

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Comments

俺もみたけど、番組すげーつまらなかったよ。
これ、前のポアンカレ予想の番組がまあまあおもしろかっただけに残念なできでした。解けてないからしかたないのかもね。

Posted by: 小田原の人 | 2009.11.17 12:20 AM

今日のこのブログの内容が面白いこともさることながら、いつもながら宮様の文章の構成やオチのつけ方に、感動いたします。

きっと、科研費の申請書もビビッドな感じなんだろうなぁ。
私も見習いたいものです。

Posted by: Miyayan | 2009.11.17 05:14 AM

>小田原の人さま
ポアンカレ予想は、ペレルマンの話が衝撃的ですからねぇ。

>Miyayanさま
さすがにビビッドな科研費書類は書いたこと無いなあ。
しかし、こんな褒め殺しのようなことを書かれると次が書きにくい…。

Posted by: いちのみや | 2009.11.17 09:24 PM

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