イオンと見たら○○と思え。
ということで京都に帰ってまいりました。ちょっとWikipediaで調べてみたんだけど、高知って陸の孤島なんて言われていたんだね。いまだにコンビニにATMがないとか。確かに電車に乗っていても、「ああ、この環境なら確かに平家も源氏から隠れられるなあ。というか今でも隠れ里の2つや3つあってもおかしくないなあ」なんて考えてしまったからなあ。
で、京都駅。せっかくなので京都駅のビックカメラによる。こっちに来る直前に電動歯ブラシが壊れたので、買わなきゃと思っていたのだ。店の商品棚をみると、一番人気はイオンで歯垢を除去するタイプだとか。うーん、マイナスイオン以降、イオンという響きにうさんくささを感じるんだが…。と、店員が寄ってきて説明しはじめた。イオンってなーに、と私が聞くと、水の小さな飛沫だとの答え?んー?よくわかんないぞ。あと、ブラシの部分と柄の部分の電位が違うので、それが剥がれた歯垢を歯に付かなくするんだとか。うーん、こっちはまだ物理的な意味はわかるかな。効果がどれだけあるのかは知らないけど。で、イオンな製品だと歯垢の除去率が50%アップするんだとか。へぇ…ん?50%?
俺「で、さ」
店員「はい」
俺「ぶっちゃけ、何パーセントの歯垢がとれるの?」
店員「え…そ、それは磨き方にもよりますし…」
俺「でも50%アップしたんだよね?」
店員「はい」
俺「ということは、何パーセントが何パーセントにあがった、というデータがあるんだよね?それは何パーセントになったの?」
店員「あ、あの、ですからそれは、磨き方にもよりまして…」
…あ、よく見たら店員さんの腕に『研修中』って腕章があるや。ごめんね、厄介な客で。でもイオンな家電となると眉にツバつけたくなるのよ、どうしても。
でもさ、メーカーのパンフに書いてあることをそのまま鵜呑みにして垂れ流すようじゃ、やっぱり困るんだよね。確かにパンフには50%アップ、とだけあって、どんな実験をして、どんな値が出たのかを書いていないんだけど、2%が3%になるのと66%が100%になるのでは大きな違いなんだよね、同じ50%アップでも。
ま、結局買いましたけどね。イオンの付いてない奴を。
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