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2008.07.07

科学ニュースに思うこと。

Mathematicaがないので、数学公式集とにらめっこしながら手計算を進める。数値計算もいいけど、たまには手計算も悪くない。
…と思っていたのは自分の計算ミスの多さを忘れていた間だけだったが。

気象衛星が資金不足で消滅の危機」とか、「鳥インフルエンザワクチン臨床試験開始」とか、科学のニュースを見るとなんとなく、「社会が求めている科学像」と「自分の中にある科学像」の間にずれがあるように感じていた。
気象衛星が天気予報に重要なのは当たり前なのに、そんなことを官僚は認識できていないのか、とか。
鳥インフルエンザに対抗するには、なによりも感染拡大を防ぐこと、そのための隔離と防疫、正しい知識の啓蒙が大事なのに、必ずしも効果があるとは限らないワクチン開発に力を注ぐのか、とか。

ふと考えてみるに、どうも、普通の人々にとっては、科学技術ってドラえもんか何かと誤解されているのではあるまいか、と思い至った。
泣きつくだけで、問題を解決する秘密道具を、ちゃららちゃっちゃちゃ~と出してくれる、それが科学技術、そんな認識があるんではあるまいか。
お金を出さなくても天気予報が出来るとか。正しい知識を身につけなくてもインフルエンザは薬さえあれば防げるとか。あるいは努力しなくても痩せるサプリメントとか。何もしなくても健康になるイオンとか。

そんな過大な期待を過小な報酬で期待されても困るのだけれどなぁ。昔、クラークという作家は「十分発達した科学は魔法と区別がつかない」と言ったけれど、今の科学はそんなとこまで全然到達していないんだよなあ。


などということを考えながらやっているから、また計算をミスった…。

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