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2008.01.30

日経サイエンスより。

昨日今日と天気も良く、少し暖かい。このまま暖かくなれば嬉しいんだけど、そういうわけにはいかないんだろうなあ…。

研究室で購入している『日経サイエンス』。書評に『ストリング理論は科学か―現代物理学と数学』があったので読んでみる。超弦理論の専門家がこの本をどう評価しているのか知りたかったので。

要約するとこんな感じ。

  • 最初『どうせ素人が書いた的外れな批判ばかりの本。読んでも不快なだけ』と思ったので全く読む気がなかった。
  • 編集部に言われて読んでみたら、不快だったけど重要な指摘もあった。
  • 素粒子論の歴史をまとめた前半は良い。
  • 『ストリング理論は何も予言しないからだめ』という批判は納得できない。実験で確認できそうもないが、予言はしている。ビッグバン理論だって最初は確認不可能だと思われていた。
  • 数学的にも非常に実り豊かな結果が得られている。故にストリング理論には意味がある。
  • ただ、社会構造的な問題や、過度なフィーバーぶりに対する指摘は一考の価値がある。

…といったところか。まあ、程度の差はあれ、大体評者の意見には賛成なんだけれど。
気になったのが一番最初の『どうせ素人の的外れな批判だろうとまったく読む気がしなかった』というあたり。
ちょっとぱらぱらと立ち読みすれば、筆者が素粒子論に詳しいことは判るはずなんだが、もしかして、ストリング理論屋さんって、『ストリング理論を批判するのは全て無学な素人である』などと思っているんだろうか?もしそうなら、それはトンでもなく病的な状態だと思うんだが…。

夜。フィットネスから帰ると、雪。ああ、ちょっとだけ暖かかった日々も終わりか…。

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