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2007.10.07

そういえば読書の秋ってのもありましたな。

ということで久しぶりに大丸のブックスアンドカフェにGO。
本日読んだのは『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』。
体内に鉄分がたまりすぎる病気、ヘモクロマトーシス。糖尿病。高血圧。さまざまな病気。
実はこれらの病気になるのには訳がある。それぞれ、環境によっては有利な条件があったからだ。

ヘモクロマトーシスの人は、普通の人と鉄分を溜め込む場所が違うので、鉄を必要とするペスト菌などに耐性が強い。血液中の糖分が多い人間は、寒さに強い。血液中のコレステロールは日光を浴びることによりビタミンDに変わるが、日光が少なくなるとビタミンDに変化できずに高コレステロールな血液になる。

…といったさわりから、病気の進化について興味深い内容をいろいろと紹介する本。話は遺伝病にとどまらず、『風邪の毒性が弱いのは、感染者が動けないと感染を拡大できないから。一方ペストなど媒介生物がいる病気は心置きなく感染者を殺せる』なんて話も出てくる。
読んでいて思ったのだが、進化と経済学は似ている。経済学というのは、つまるところ、『有限の資源を如何に分割すれば効率よく使えるか』ということだ、とステグリッツの本にあったが、生物も如何にすれば最も効率よく子孫を残せるか、ということを考えて進化しているのだろう。…まあ、『考えて』って表現は語弊があるが。とりあえず今日は7割ぐらいまで読んだので、続きは次の機会に読もう。

あ、そういえば『スティグリッツマクロ経済学 第3版』が出たんだった。買わないと…。

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