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2005.02.28

数理ファイナンス式競馬必勝法。

クルーグマン先生の本を読んで以降、ちょくちょく経済学の本なんかを読んだりしているわけなんですが。
経済学に「無裁定条件」って概念があるらしいんですよ。
私の拙い理解によれば、これは基本的に一物一価の原則ってやつで、同じものを2箇所で違う値段で売っていたとすると、みんな安いところで買っちゃうので、安い方は品切れで値段が上がり、高い方は売れないので値段を下げ、結局どこでも同じ値段になってしまうという、そういう話。
んで、これを時間方向にも拡張できるんじゃないの?って話があるらしいんですわ。つまり、株の値段が、何にも特別なことがないのに上がったりしたとしても、その場合は株が暴落するリスクまで考えると、株から得られる利益の期待値は全く変わんない、という。

この話を最初に聞いたとき、「うさんくせぇなあ」と思ってしまったわけですよ。
だって、株がいつ、どんだけ暴落するかなんて予想できないじゃないですか。少なくとも大多数の人間には。
なのにこの無裁定条件が自動的に成り立っているなんてことがあるの?

で、どうやったら無裁定条件がなりたつのか検証できるか考えていて、ふと、思いついたのが、競馬で無裁定条件って成り立っているんだろうか?ってこと。
競馬って基本的にみんな勝手にどの馬が勝つか予想して、お金賭けているわけでしょ。その点まあ株式に似ている。
で、オッズの高い馬はそれだけ勝つ確率が低い、と思っている筈で。
もし、この競馬でも無裁定条件が成り立つなら、ある倍率の馬券が当たる確率は、その倍率に反比例しなくちゃならない。
中央競馬は年間3400回。10年ぐらいあつめれば3万個の当たり馬券があるわけで、このデータを集計すれば、ある倍率の馬券が当たる確率は分かるはず。
もし、倍率と当たる確率の間に反比例の関係がなく、どこかでずれがあれば、他の倍率の馬券より配当が良くなる、そういうポイントがあるはず。
これを見つければ競馬必勝法になるのではあるまいか。

もしそんなことなくて、きちんと倍率と勝率が反比例していれば。
すごいですねえ。以上。

ということで、ネットで配当と勝率の相関を調べようと思ったのだけれど、全てのレースの配当だけが書いてあるサイトなんて存在しないのよねえ。
誰か根性があって、競馬データベースを持っている人、試してみない?

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